「Design Your Life」をグループメッセージに掲げる、メルディアグループ 株式会社三栄建築設計(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:小池信三) と公立大学法人北九州市立大学(所在地:福岡県北九州市小倉南区、理事長:津田純嗣、以下、北九州市立大学)とが、産学協同で建設した研究開発施設「メルディア高機能木材研究所」が、第7回福岡県木造・木質化建築賞の木質化の部において優秀賞を受賞いたしました。
研究所内部
【福岡県庁公式サイト】 https://www.pref.fukuoka.lg.jp/press-release/mokuzou7kettei.html
■「福岡県木造・木質化建築賞」概要
福岡県では、充実した森林資源を有効に活用し、森林の世代サイクルの回復を図るため、住宅や公共建築物等における木材の利用や、県有施設の木造・木質化を積極的に推進しています。
そのような中、県産木材の需要拡大の推進をより一層図るため、県民・建築関係の方々に対し、木造・木質化に優れたモデル的な建築物を紹介し普及啓発することを目的に、本賞を実施しています。
■「メルディア高機能木材研究所」の概要
所在地 | 北九州市立大学ひびきのキャンパス(福岡県北九州市若松区ひびきの1-1) |
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建築主 | (株)三栄建築設計・北九州市立大学 国際環境工学部 建築デザイン学科 |
設計者 | (株)ジオクラスター・北九州市立大学 国際環境工学部 建築デザイン学科 |
施工者 | (株)首藤工務店 |
設立日 | 2020年1月 |
HP | 北九州私立大学 環境技術研究所公式サイト https://office.env.kitakyu-u.ac.jp/kangiken/facilities/meldia/ |
■「メルディア高機能木材研究所」設立の目的
“無限の可能性を秘めた木という素材の新発明、新発見”をテーマに、私達が直面する環境と資源問題に対して、積極的に挑戦を三栄建築設計と北九州市立大学は産学協同を続けています。「メルディア高機能木材研究所」の計画にあたり、私達はそこに使用される素材や技術に関し、次のような条件を設けました。
- メインテーマ“無限の可能性を秘めた木という素材の新発明、新発見”に適していること
- 将来性のある実用可能な新技術や素材を積極的に採用していくこと
- 完成後の稼働を通じて、省エネ性能などを検証していけること
以上の観点から、次のような取り組みを行っています。
- CLT構法(注1)の採用(今回のような大規模な建築においての採用は九州エリアでは初めて)
- 「二酸化炭素排出抑制対策事業」(注2)として環境省から認定
今後も私達は、環境改善に意欲的に取り組んでまいります。
注1)CLT構法
国内杉を使用したCLT(Cross Laminated Timber:ひき板を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料)を主要構造として使用しています。CLTは構造躯体として建物を支えると共に、断熱性や遮炎性、遮熱性、遮音性などの複合的な効果も期待できる材料で、森林資源を有効活用した省CO2型の建物を建てられる画期的な構造材であります。欧米諸国では、この構造材で高層建築が建設されるなど、近年、各国で急速な普及が進んでおります。日本では2013年12月に製造規格となるJAS(日本農林規格)が制定され、2016年4月にCLT関連の建築基準法告示が公布・施行され、CLTの一般利用がスタートしています。
注2)環境省が認める「二酸化炭素排出抑制対策事業」
本実験・研究施設の建設は、当社の資金で行いますが、本建設はCLTを主要構造とすることによって、「二酸炭素排出抑制対策事業」として環境省から認定され、公益財団法人北海道環境財団より一定金額の補助金が交付される予定となっております。(一部設計に関してはすでに交付済み)
■㈱三栄建築設計 会社概要
会社名 | 株式会社 三栄建築設計(コード番号:3228 東証一部上場) |
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代表者 | 代表取締役社長 小池信三 |
本社所在 | 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル32F |
設立日 | 1993年9月29日 |
事業内容 | 戸建分譲事業、注文住宅・請負事業、賃貸収入事業 |
会社HP | https://meldia.co.jp/ |
【当リリースに関するお問い合わせ先】
メルディアグループ 株式会社 三栄建築設計
管理本部 経営企画部 広報室 藪江・髙橋
電話:03-5381-3213 FAX:03-5381-3208 メール:prd@meldia.co.jp